愛媛大学大学院 物性制御工学研究室(小林研究室)

japanese

研究室行事

2018年度

2018年5月10日

 愛媛県西条市にある株式会社ダイテックにてチタン溶接に関する共同研究の打合せを行いました。今回の打合せでは、小林教授の他に本共同研究の一部を修論・卒論の研究テーマとしているM1の山元君とB4の越智さんも同行し、ステンレスなどの溶接の現場を見学しました。

2018年4月2日

 研究室のお花見を道後公園で行いました。今年は桜の開花が早く、桜が残っているか心配でしたが、ちょうど満開の状態できれいな桜を楽しみながら、研究室の皆で懇親会を楽しみました。

2017年度

2018年3月23日

 愛媛大学において卒業式・修了式が行われました。当研究室では院生5名、学部生9名が修了ならびに卒業しました。皆、元気に社会で活躍することを祈念して、楽しく飲み明かしました。卒業式当日、修士論文発表優秀賞を佐伯翔吾 君、河田啓希 君が受賞、卒業論文発表優秀賞を飯田大翔 君、奈良井誠大 君、二艘木健太 君、山元滉司 君が受賞、そして、軽金属学会 中国四国支部 奨励賞を福尾智裕 君が受賞、さらに日本金属学会・日本鉄鋼協会の奨励賞を山元滉司 君が受賞しました。皆さん、おめでとう!これからも頑張っていきましょう。

2018年3月18~21日

 日本金属学会 第162回春期講演大会・日本鉄鋼協会 第175回春季講演大会が千葉工業大学にて開催され、我々の研究グループは8件の研究講演を行いました。今回、M1の岡田昴純君が日本鉄鋼協会 学生ポスターセッションの「優秀ポスター賞」をM1の小島敏弘君が日本金属学会の「優秀ポスター賞」を受賞しました。二人ともおめでとう!その晩は、研究室の皆でお祝いし楽しく懇談しました。学生さんにとって学会発表は、自分の研究成果を発表し、ディスカッションを行って研究をさらに進めて行くとともに、他大学の同世代の学生さんらとの交流を通じて様々な刺激を受けて成長できる機会と思います。当研究室では、今後も学生らの成長の為に研究発表の機会を積極的に作っていきます。
【講演題目:講演者(共著者)】
「Fe基感温磁性合金の生体適合性に及ぼすCr添加の影響」:M1 末釜雄太(小林千悟、岡野 聡)(3/19:金属・ポスター講演)
「Ti-(0~3)at%Mo-(0~3)at%O合金の微細組織と機械的特性に及ぼす熱間圧延条件の影響」:M1 小島敏弘(小林千悟、岡野 聡)(3/19:金属・ポスター講演)
「ナノチューブを有する純チタン及びチタン合金上の細胞挙動に及ぼす表面形態及び組成の影響」:M1 森 雅之(小林千悟、岡野 聡、岡本威明、黒田健介(名古屋大))(3/19:金属・ポスター講演)
「18Cr-0.87Nb鋼におけるLaves相成長挙動の温度依存性」:M1 村山美月(小林千悟、濱田純一(NSSC)、神野憲博(NSSC))(3/20:鉄鋼・一般講演)
「Fe-1.5Cu鋼の等速加熱・冷却時のCu析出挙動に及ぼすCr添加効果」:M1 岡田昂純(小林千悟、濱田純一(NSSC)、神野憲博(NSSC))(3/20:鉄鋼・ポスター講演)
「Ti-11at%Nb合金のα”→α+β変態に及ぼす酸素添加の影響」:M1 遠藤紘史(小林千悟、岡野 聡)(3/21:金属・一般講演)
「Ti-Nb-O合金β相の冷却過程における相変態に及ぼす酸素添加効果」:M1 川野颯太(小林千悟、岡野 聡)(3/21:金属・一般講演)
「骨芽細胞様細胞MC3T3-E1の接着挙動に及ぼすアルブミン吸着効果」:岡野 聡(B4 福尾智弘、小林千悟、黒田健介(名古屋大)、岡本威明)(3/21:金属・一般講演)

2018年3月14~17日

 ギリシャのアテネ工科大学(NTUA)にて共同研究の打合せを行いました。今回の訪問では、当研究室で博士課程研究の半分を行っていたMs. G. Kotoula(Lila)とProf. E. HristoforouならびにProf. Ch. Karayanniとで、Lilaが今後行う共同研究について議論しました。そして、Lilaはチタン合金の研究を進めて論文を作成して行くことになりました。

2018年3月9~14日

 エジプトのアレクサンドリア近郊のエジプト日本科学技術大学(E-JUST)にて開催された国際会議「ICMSE-RAC (International Conference on Materials Science and Engineering: Recent Advances and Challenges) 2018」において、研究発表を小林教授(招待講演)とM2の佐伯翔吾君が行いました。この国際会議は、E-JUSTで開催される初めての国際会議であり、多くの研究者が集まり活発な議論が行われました。本会議オーガナイザーの一人であるE-JUSTのAssociate Prof. のDr. Mohamedと当研究室で博士課程の半分の研究を行ったのちE-JUSTにて博士号を取得して現在はAssuit大学のAssistant Prof. のDr. Yasserらと共同研究の打合せ等も行い交流を深めました。また、今回の出張において、京都大学の中村康一先生に現地でのタクシー手配など大変お世話になりました、ありがとうございました。 【講演題目:講演者(共著者)】
「Development of Ti alloys for biomedical applications」:Sengo Kobayashi(3/12 招待講演)
「Effect of oxygen addition on the spinodal decomposition of Ti-4at%Mo alloy」:Shogo Saeki(Sengo Kobayashi, Satoshi Okano)(3/12 ポスター講演)

2018年2月15~16日

 卒業論文発表会が行われました。当研究室の学部4年生9名もそれぞれの研究成果を発表しました。

2018年1月25日

 「外科手術用高硬度高靱性チタン合金開発」に関する4回目の研究打ち合わせを株式会社シャルマンにて行いました。外科手術用のはさみの試作品作製や改良について議論しました。まだまだ改良が必要ですが、頑張って研究を続けて行きます。

2018年1月11日

 今月より、岡野 聡 助教が本研究室のスタッフとなりましたので歓迎会を行いました。岡野先生は、昨年まで本学科の技術職員として勤めており、当研究室の細胞培養の研究を手伝ってくれていました。これからは、当研究室のスタッフとして、生体材料と細胞との相互作用についての研究を頑張って進めていきます。

2017年12月23~24日

 記念すべき第1回目のゼミ旅行を行いました!小林教授のスケジュールが空いていなかったため、年末ぎりぎりでの開催でしたが楽しい旅行となりました。今回のゼミ旅行を企画してくれたB4の渡辺成実さんに感謝です。初日はお昼に宇和島で鯛めしなどを食べた後、四万十川で「(極寒!?)カヌー川下り」をしました。ウエットスーツも着て、準備万端で出発すれば全く寒くなく、快適な川下りができました(転覆した何人かを除いてですが・・・)。そして、夜は宿泊先の黒潮本陣にて温泉で体を温めた後、カツオのたたきを含む豪華な食事をとって、その後さらに懇親会をしてみんなで楽しみました。2日目は、須崎市立スポーツセンターカヌー場にて「カツオのたたき体験」をしました。みんなで、カツオをさばくところから行い、カツオの身をわらの火であぶって、そしてすぐに塩をつけて食べるとめっちゃ美味しい!みんなでお腹いっぱいになるまでカツオを食べました。来年は、9月の下旬ごろに第2回目のゼミ旅行を行う予定です。楽しみです(^_^)v。

2017年12月19日

 日本金属学会・日本鉄鋼協会中国四国支部、軽金属学会中国四国支部の第38回「若手フォーラム」が岡山県のピュアリティまきびにて開催されました。このフォーラムは、金属学会・鉄鋼協会中国四国支部講演大会 優秀学生 授賞式も兼ねており、当研究室のM1の遠藤紘史君が、日本鉄鋼協会 支部優秀講演賞を受賞しました。おめでとう!本若手フォーラムは、軽金属の支部大会での優秀講演賞の受賞者も講演する機会が与えられ、今回は、下記の3名の学生さんらが受賞講演を行いました。
【講演題目:講演者】
「Ti-Nb-O合金のα"相スピノーダル分解挙動」:金属学会 支部優秀講演賞、M1 遠藤紘史
「Ti-4Mo-O合金のスピノーダル分解における熱力学的解析」軽金属 優秀講演賞、M2 佐伯翔吾
「Ti-(14~20)Nb合金における準安定相生成に及ぼす酸素添加効果」軽金属 優秀講演賞、M1 川野颯太

2017年12月14-16日

 関西大学の池田先生・上田先生のご協力の元で、関西大学のアーク溶解装置にてチタン合金を作製しました。池田先生・上田先生の研究室の学生の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。無事に合金を作製した後、大阪近郊に勤務の研究室同窓生らと懇親会をしました。

2017年12月11日

 日本チタン協会にて開催されたチタンの準安定相・析出相研究部会:平成29年度第2回研究会において小林教授が研究発表を行いました。発表題目は「Ti-Nb, Ti-V合金のα'およびα"相の相分離に及ぼす酸素添加効果」であり、今回は、主にTi-Nb-O合金系のω相形成に対する酸素添加効果について発表しました。

2017年12月7~8日

 東京医科歯科大学の堤 祐介 先生に腐食の研究についてご指導をいただきました。金属の腐食に関する基礎的なことを講義いただき、そして、実際の電気化学測定法のノウハウについて実際に当研究室の装置を用いて指導いただきました。当研究室では、1年前からチタンの溶接部の耐腐食性に関する研究を始めたところで、今回、金属腐食の専門家である堤先生から、金属腐食についてしっかりと学べたことは大変有意義でした。ありがとうございました。

2017年12月6日

 三浦工業株式会社 取締役の仲井 清眞 愛媛大学名誉教授に「大学と企業の研究への取り組みの特徴と会社説明」についてご講演を行っていただきました。聴講した学生らは、企業における研究と大学における研究がどのように異なるかなどを学びました。

2017年11月2日

 岡山大学の竹元先生のチタン研究グループと第3回目の合同ゼミを行い、チタンの研究の議論をしました。今回は、中国四国支部 第37回若手フォーラムの開催後に引き続き行いました。

2017年11月2日

 中国四国支部 第37回若手フォーラムを愛媛大学工学部会議室にて開催しました。今回の若手フォーラムは、中国四国支部のチタンの研究を行っている研究室の情報交換も意図して企画され、各研究室のチタン研究の成果について下記の報告がありました。また、懇親会も行い、交流を深めました。
【講演題目:講演者(共著者)】
「Design of α-type titanium alloys and their characterizations」:広島大学 (院生)馬喜龍(松木一弘、Ye Liu(院)、松崎諒平(院)、崔龍範、許哲峰、Hao Huang(燕山大学)、Xingang Liu(燕山大学))
「Ti-15V-7Alの焼戻しで生じるマルテンサイト変態」:岡山大学 (院生)恒川弥佑(荒木稜(院)、竹元嘉利)
「Ti-22Nb合金の機械的性質に対する微細組織及びひずみ速度の影響と集合組織」:香川大学 (院生)森川紀行(木村雄治(院)、田中康弘)
「Ti-6Al-4V合金の線形摩擦接合(LFW)過程における組織変化過程とFEM解析」:香川大学 (院生)山根 玄(松本洋明)
「種々の出発組織を有すTi-6242S合金の超塑性変形特性と塑性構成式の検討」:香川大学 (院生)今井浩之(松本洋明)
「Ti-11~18at%Nb合金のマルテンサイトおよびω変態挙動に及ぼす酸素添加効果」:愛媛大学 (院生)川野颯太(小林千悟)

2017年10月26~28日

 東邦チタニウム(株)若松工場にて開催された第5回「チタン若手研究者・技術者交流会」(10/27)に参加し、チタン合金の情報を収集するとともに、スポンジチタンの製造工場を見学しました。なお、交流会前日の10/26には、ステンレス鋼とチタンの厚板を製造している新日鐵住金ステンレス㈱八幡工場(厚板工場)の見学をしました。参加者は、小林教授・M2 佐伯君・M1 遠藤君・M1 岡田君・M1 川野君の計5名。小林教授は、10/27に東京で会議があり、新幹線で小倉から東京へ向かいました。

2017年10月5日

 学部3年生8名が当研究室に仮配属となり、ゼミに参加するようになりました。研究室の学生総数は院生・学部生合わせて30名となりました。

2017年10月1日

 今月より、阪本辰顕 講師が本学科の先端材料技術・教育・分析センターの担当教員となり、本研究室のスタッフから外れることとなりました。これからは、一人で研究室の運営を頑張っていきます。今月から30人の学生さんを一人で指導する・・・。分身の術でも覚えないと・・・(苦笑)。

2017年9月29~10月1日

 名古屋大学にて開催された国際会議「ICMass 2017」にて1件の研究講演を行いました。名古屋大学の黒田健介先生と共同研究を行っている内容についてM1の森 雅之君がポスター講演を行いました。講演が終わった後は、名古屋名物のひつまぶしや味噌カツを食べました、美味しかった!
【講演題目:講演者(共著者)】
「Effects of surface morphology and composition of Ti alloy with nanotube on cell culture」:Masayuki Mori(M1)(Sengo Kobayashi, Satoshi Okano, Kensuke Kuroda(名古屋大), Takeaki Okamoto)(9/30:ポスター講演)

2017年9月21~22日

 平成29年度 5大学連携教育シンポジウムが徳島大学理工学部工業会館にて開催されました。この5大学連携教育シンポジウムは、愛媛大学・熊本大学・群馬大学・山形大学・徳島大学の5つの大学の教員・学生らが集い、教育について情報交換をしてより良い教育を実施することを目指したシンポジウムです。以下の講演を行うとともに、懇親会にて多くの教員・学生と交流を深めました。
【講演題目:講演者】
「学会の研究発表を通して得られたこと」:M2 佐伯翔吾(9/21:セッションA「大学生活を通じて自分が得たもの」)
「社会実践型工学教育の試行」:小林千悟(9/22:セッションB「イノベーション教育について」)

2017年9月15日

 日本チタン協会にて開催されたチタンの準安定相・析出相研究部会:平成29年度第1回研究会において小林教授が研究発表を行いました。発表題目は「Ti-Nb, Ti-V合金のα'およびα"相の相分離に及ぼす酸素添加効果」であり、今回は、Ti-Nb-O合金系のマルテンサイト形成に対する酸素添加効果について発表しました。

2017年9月5~8日

 日本金属学会 第161回秋期講演大会・日本鉄鋼協会 第174回秋季講演大会が北海道大学にて開催され、我々の研究グループは5件の研究講演を行いました。今回、日本金属学会のポスター講演においてM1の川野颯太君が「優秀ポスター賞」を受賞しました。おめでとう!講演会を頑張った後は、もちろん懇親会に行ってジンギスカンや海の幸を美味しくいただきました。
【講演題目:講演者(共著者)】
「種々の手法で濡れ性を制御したTi板上における細胞挙動」:岡野 聡(二艘木健太、小林千悟、黒田健介(名古屋大)、岡本威明)(9/6:金属・一般講演)
「Ti-Nb-O合金のマルテンサイト変態に及ぼす溶体化処理温度の影響」:M1 川野颯太(小林千悟、岡野 聡)(9/6:金属・ポスター講演)
「GPゾーンに核生成したLaves相の成長挙動」:M1 村山美月(小林千悟)(9/7:鉄鋼・ポスター講演)
「チタン合金準安定相の生成・相分解挙動に及ぼす侵入型元素の影響」:小林千悟(9/7:鉄鋼・一般講演)
「Ti-Mo合金の相分解挙動に及ぼす酸素添加効果の組織学的解析」:M2 佐伯翔吾(小林千悟、岡野 聡)(9/8:金属・一般講演)

2017年8月21~22日

 日本鉄鋼協会・日本金属学会 中国四国支部 日本鉄鋼協会第60回・日本金属学会第57回講演大会が高知工科大学 永国寺キャンパスにて開催され、我々の研究グループは6件の研究講演を行いました。今回発表した学生さんらは、夏休みも返上して頑張って研究成果をまとめて学会発表をしていました。研究にどっぷり浸かる夏休みも学生時代の良い思い出でしょう。頑張った後の懇親会は楽しいですからね。
【講演題目:講演者(共著者)】
「Ti-Nb 合金のβ相冷却過程の相変態に及ぼす酸素添加効果」:M1 川野颯太(小林千悟)(8/21:一般講演)
「Ti の機械的特性に及ぼす酸素ならびに Mo の影響」:M1 小島敏弘(小林千悟)(8/21:一般講演)
「Ti-Nb 合金のα"相のスピノーダル分解に及ぼす酸素添加効果」:M1 遠藤紘史(小林千悟)(8/21:一般講演)
「ステンレス鋼中 Laves 相の成長挙動に及ぼす析出形態の影響」:M1 村山美月(小林千悟,濱田純一(NSSC),神野憲博(NSSC))(8/21:一般講演)
「Fe-1.5Cu 鋼の等速加熱・冷却時の相変態に及ぼすCr 添加効果」:M1 岡田昂純(小林千悟,濱田純一(NSSC),神野憲博(NSSC))(8/21:一般講演)
「Ti 溶接部の耐食性に及ぼす溶接時の大気巻き込みの影響」:B4 渡邉成実(小林千悟,小原昌弘(愛媛大),清水大吾(ダイテック)(8/21:一般講演)
【講演題目:講演者(共著者)】小林を共著に入れていただいたご講演
「フェライト系ステンレス鋼板の高温強度と変形挙動におよぼす Si 添加の影響」:吉澤俊希(NSSC)(濱田純一(NSSC),神野憲博(NSSC),小林千悟(愛媛大学・理工))(8/21:一般講演)

2017年8月1日

 前学期終了ということで、研究室懇親会を開きました。大変楽しい会となりました。幹事をしてくれたM1の村山さん、ありがとうございました。8月、9月に学会講演がある人は引き続き研究ですね。

2017年7月29日

 第9回 軽金属学会 中国四国支部 講演大会を本学にて開催しました。今回の学会開催にあたり、準備段階から当日の運営まで、岡野 聡先生にご尽力いただきました。誠にありがとうございました。地元開催ということで、頑張って我々の研究グループは8件の研究講演を行いました。学会においては活発な議論が行われ、懇親会も楽しく盛況のうちに終了し、無事に学会開催できました。ご協力いただきました皆さま、お疲れ様でした。
【講演題目:講演者(共著者)】
「Ti-Mo-O系合金のα”相の相分解挙動に及ぼす時効温度の影響」:M2 佐伯 翔吾(小林千悟)
「Ti-7Mo合金のα相析出前駆段階における固溶体中でのゆらぎ現象」:M2 渡邊優太(小林千悟)
「Ti-Nb-O合金のマルテンサイト変態に及ぼす溶体化処理温度の影響」:M1 川野颯太(小林千悟)
「Ti-Fe合金のLaves相構造に及ぼすCr添加の影響」:M1 末釜雄太(小林千悟)
「Ti-11at%Nb合金のスピノーダル分解における酸素添加の影響」:M1 遠藤紘史(小林千悟)
「Ti-Mo合金の機械的特性に及ぼす酸素の影響」:M1 小島敏弘(小林千悟)
「Ti-15Zr-4Nb-4Ta合金上のナノチューブ形成に及ぼす金属組織ならびに陽極酸化処理条件の影響」:M1 森 雅之(岡野 聡、小林千悟)
「純チタン溶接部の組織変化および組成変化による耐食性への影響」:B4 渡邉 成実(小林千悟、小原 昌弘(愛媛大)、清水 大吾(ダイテック(株)))

2017年7月8日~14日

 小林教授がフランスのボルドーで開催された材料に関する国際会議「Frontiers in Materials Processing Applications, Research and Technology (FiMPART '17)」 において招待講演を行いました(7/10)。講演題目は、「Effect of isothermal holding in the incubation period of precipitation on martensitic transformation」であり、析出現象における析出前駆段階つまり潜伏期における等温保持がその後の急冷過程におけるマルテンサイト変態に影響を及ぼし、それを利用することによって合金の組織制御が可能であることについて講演しました。共著者はM2のYuta Watanabe君です。

2017年6月22日~24日

 小林教授が、大阪国際会議場にて開催された第37回骨形態計測学会において研究発表を行いました(6/23)。発表題目は「骨組織再生に及ぼす人工骨用Ti合金表面の影響」(共著者:岡野 聡、M1 森 雅之、岡本威明)であり、Ti合金表面状態によって骨芽細胞の挙動がどのように変化し、そして骨再生に如何に影響が生じるかについて講演しました。

2017年6月2日

 日本鉄鋼協会の理事の脇本様より、鉄鋼材料の特別講義を行っていただきました。日本の鉄鋼業の歴史から、最先端の鉄鋼技術に関する内容まで広範な鉄鋼材料に関する講演をいただき大変勉強になりました。

2017年5月23日

 4月下旬から研究の合間にソフトボールの練習を石手川公園で行い、6連覇をかけて今年の研究室対抗ソフトボール大会に挑みましたが、残念ながら今年は3位でした。また、来年、優勝できるように頑張りましょう!

2017年4月29日

 第6回愛晶会(大森研・仲井研・小林研の研究室同窓会)を国際ホテル松山にて開催しました。2002年に第1回目を始めて、3年に一度の開催で、今年で第6回目、15年続いている同窓会です。大森研究室→仲井研究室→小林研究室と3代の研究室の卒業生が一同に集まり楽しいひと時を過ごしました。次回は、京都での開催も視野に入れて、早めに準備して同窓生に連絡したいと考えています。もし、今回の同窓会の連絡が届いていない方がおられましたら、同窓会名簿の連絡先が古く、連絡できない状態にありますので、小林へ連絡先電子メールアドレスをお知らせいただければ、次回の同窓会連絡は届くようにできると存じます。よろしくお願いします。

2017年4月5日

 学部4年生9名が研究室の一員となりました。また、インドネシアのハサヌディン大学のAnsharさんが特別研究生として研究室の一員となりました。Ansharさんは、9月から大学院博士後期課程に進学希望であり、現在、準備を進めています。新しい研究室のメンバーの歓迎会を兼ねて、院生らと道後公園でお花見をしました。今年は桜の開花が遅かったので、花見の日にちょうど満開でお花見日和でした。

2016年度

2017年3月24日

 愛媛大学において卒業式・修了式が行われました。当研究室では院生5名、学部生10名が修了ならびに卒業しました。皆、元気に社会で活躍することを祈念して、楽しく飲み明かしました。卒業式当日、修士論文発表優秀賞を山中大輔 君が受賞、卒業論文発表優秀賞を呉 思綺さん、小島敏弘 君が受賞、そして、軽金属学会 中国四国支部 奨励賞を川野颯太 君が受賞されました。皆さん、おめでとう!

2017年3月22日

 日本チタン協会にて開催されたチタンの準安定相・析出相研究部会:平成28年度第3回研究会において小林教授が研究発表を行いました。発表題目は「Ti-Nb, Ti-V合金のα'およびα"相の相分離に及ぼす酸素添加効果」であり、今回は、TEMによる組織解析の他、熱分析を用いた速度論的解析の結果についても発表しました。

2017年3月15~17日

 日本金属学会 第160回春期講演大会・日本鉄鋼協会 第173回春季講演大会が首都大学東京にて開催され、我々の研究グループは6件の研究講演を行いました。講演会を頑張った後は、もちろん懇親会へ。今回、日本鉄鋼協会のポスター講演においてM1の佐伯翔吾君が「努力賞」を受賞しました。おめでとう!その晩は、研究室の皆でお祝いし、「さらに努力するで賞」ということを酒の肴に楽しく懇談しました。学生さんにとって学会発表は、自分の研究をまとめて講演し、ディスカッションを行って研究をさらに進めて行くこと以上に、色々な刺激を受けて成長できる機会と思います。
【講演題目:講演者(共著者)】
「18Cr-0.9Nbフェライト系ステンレス鋼のGPゾーンを利用したLaves相微細析出による機械的特性への影響」:M1 河田啓希(小林千悟、濱田純一(NSSC)、神野憲博(NSSC))(3/15:一般講演)
「Ti板上における骨芽細胞及び線維芽細胞の共培養試験」:岡野 聡(M2 中甑慶太、小林千悟、黒田健介(名古屋大)、岡本威明)(3/15:一般講演)
「Ti-4Mo-O系合金の相分解挙動と硬度に及ぼす時効温度の影響」:M1 佐伯翔吾(小林千悟、岡野 聡)(3/16:一般講演)
「低炭素鋼マルテンサイト形成に及ぼすα相析出前駆段階熱処理の影響」:M1 渡邊優太(小林千悟)(3/16:ポスター講演)
「Ti-Mo合金のα”相の相分解挙動と硬度に及ぼす酸素添加の影響」:M1 佐伯翔吾(小林千悟)(3/16:ポスター講演)
「Ti-10at%V 合金の時効硬化挙動に及ぼす酸素及び窒素添加効果」:M2 福島崚平(B4 呉 思綺、小林千悟)(3/16:一般講演)

2017年3月6日

 小林教授が北見工業大学で開催された「第4回流氷セミナー -金属生体材料研究の最前線-」にて招待講演を行いました。講演題目は、「低コスト医療・生体用合金の組織制御と細胞適合性」であり、生体用ならびに医療用のチタン合金ならびに生体用感温磁性合金に関する研究を紹介しました。夜の懇親会では、北見の地ビールで講師の先生方と本セミナーを企画された北見工大の大津先生と楽しく懇談しました。今回も北見なのにそれほど寒くなく、また次回に期待です・・。

2017年2月3日

 JKAの研究補助金を受けて進めている「外科手術用高硬度高靱性チタン合金開発」に関する3回目の研究打ち合わせを株式会社シャルマンにて行いました。外科手術用のはさみを作製する上で必要な特性を持ったチタン合金の開発がほぼ完了し、次年度に試作品を作ることなどを議論しました。

2017年1月31日

 日本金属学会 中国四国支部 第127回 金属物性研究会 ― 中国四国支部 チタン・チタン合金研究最前線 (1) ―を愛媛大学工学部にて開催しました。チタン・チタン合金の研究を精力的に行っている研究者が集い、最新の研究について講演し、深いディスカッションを行いました。
【講演題目:講演者(共著者)】
①「合金組成領域拡大化による環境対応型のTi合金開発」:広島大学 許 哲峰(松木一弘) 
②「Ti-X-7Al合金の特異なマルテンサイト的変態」:岡山大学 竹元嘉利
③「大阪チタニウムテクノロジーズのクロール法スポンジチタン製造方法」:大阪チタニウムテクノロジーズ 中村幸太郎
④「不純物濃度の異なるCP-Tiの機械的性質に対する引張ひずみ速度の影響と変形組織の特徴」:香川大学 田中康弘
⑤「Ti合金の相分解挙動に及ぼす酸素ならびに窒素の影響」:愛媛大学 小林千悟

2017年1月26日

 三浦工業株式会社 取締役の仲井 清眞 愛媛大学名誉教授に「大学と企業の研究体制の特徴と相違点および会社説明」についてご講演を行っていただきました。聴講した学生らは、企業における研究と大学における研究がどのように異なるかなどを学びました。

2017年1月19~21日

 国際会議であるAsian Conference on Engineering and Natural Science (2017 ACENS)が札幌の国際会議場にて開催され、我々の研究グループは2件の研究講演を行いました。M2の山中君と中尾さんがしっかり英語でポスター講演をこなしていました。講演を頑張った後は懇親会へ。
【講演題目:講演者(共著者)】
「Effect of Chromium Addition on Precipitation of Cu-particle in Ferritic Stainless Steels」:M2 Daisuke YAMANAKA (Sengo KOBAYASHI, Jun-ichi HAMADA (NSSC) and Norihiro KANNO (NSSC))(1/20)
「Effect of Isomorphous and Eutectoid Type β Stabilizer Elements on Microstructure and Mechanical Properties of Ti Alloys」:M2 Arisa Nakao (Sengo Kobayashi , Keisuke Manabe)(1/20)

2017年1月13日

 関西大学にて開催されたチタン製造プロセスと材料機能研究会第3回講演会ならびに平成28年度チタンフォーラム第1回研究発表会に小林教授が参加し、最新のチタン合金開発に関する情報収集をしました。

2016年12月26日

 小林教授が、日本アルミニウム協会にて開催されたチタンの準安定相・析出相研究部会:平成28年度第2回研究会において研究発表を行いました。発表題目は「Ti-Nb, Ti-V合金のα'およびα"相の相分離に及ぼす酸素添加効果」であり、Ti-V, Ti-Nb系のみならずTi-Mo系のチタン合金のスピノーダル分解挙動に及ぼす酸素添加効果について発表しました。

2016年12月22日

 研究室の忘年会を開催しました。秋から仮配属になった3年生の皆さんも忘年会前の大掃除に参加してもらい、研究室をきれいにした後、1年間お疲れ様ということで、忘年会を楽しみました。なんだか、皆さん、テンション高かったな・・・。

2016年12月20日

 日本金属学会・日本鉄鋼協会中国四国支部、軽金属学会中国四国支部の第35回「若手フォーラム」が岡山県のピュアリティまきびにて開催されました。このフォーラムは、金属学会・鉄鋼協会中国四国支部講演大会 優秀学生 授賞式も兼ねており、当研究室のM1の河田啓希君が、日本鉄鋼協会 支部優秀講演賞を受賞しました。そして、「18Cr-0.9Nbフェライト系ステンレス鋼のLaves相析出に及ぼすGPゾーンの影響」について講演をしました。おめでとう!

2016年12月12~15日

 共同研究者のMohamed Abdel-Hady Gepreel博士が、5th International Conference on Corrosion Mitigation and Surface Protection Technologies12-15 December, 2016, Steigenberger Hotel – Luxor, Egyptにて講演を行いました。講演題目は、「Characterization of anodized Ti-Mo-Fe biomedical alloys」で、共著者はMohamed Abdel-Hady Gepreel, Yasser. M. Abd-elrhman, Sengo Kobayashi。

2016年11月21~22日

 福岡国際会議場で開催された、日本バイオマテリアル学会シンポジウム2016に参加しました。細胞適合性金属材料に関する最新の研究成果について情報収集をしました。

2016年11月7日~10日

 アメリカのバージニア大学のJames M. Howe教授が当研究室を訪問され、共通講義棟CのEL33教室にて特別講演を行っていただきました。Howe教授は、相変態と透過型電子顕微鏡学(TEM)における第一人者であり、多くの著書・論文を出されています。また、小林教授が准教授の頃に1年間バージニア大学に客員准教授として留学していた際の受け入れ研究室の教授であり、大変お世話になったつながりの深い先生です。ご講演の題目は「Dynamics of Solid-Solid and Solid-Liquid Transformation Interfaces in Metal Alloys」であり、TEMを用いたその場観察実験のビデオも含め大変興味深い最先端の研究をご教授いただき、当研究室の学生のみならず学部3年生の学生さんらも参加して、深いディスカッションをさせていただきました。学部生向けと大学院生向けの2回ご講演をいただき、さらに、ご講演会の後も研究室に戻ってから数時間にわたるディスカッションを行って、TEMを用いた組織解析手法について学ぶことができました。Howe教授に心より御礼申し上げます。今後も継続して共同研究を続けて行くような研究テーマも設定し、交流を続けて行くことになりました。今回、Howe教授を当研究室に招聘するにあたり、物質材料研究機構(NIMS)の井 誠一郎 博士に大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。

2016年11月5~6日

 茨城大学水戸キャンパスにて開催された第131回秋期大会 軽金属学会が開催され、我々の研究グループは1件の研究講演を行いました。講演会を頑張った後は、懇親会を楽しみました。
【講演題目:講演者(共著者)】
「Ti合金のヤング率に及ぼす固溶型・共析型β相安定化元素の影響」:M2 中尾ありさ(小林千悟)(11/5)

2016年11月4日

 新日鐵住金 直江津事業所にて開催された第4回「チタン若手研究者・技術者交流会」に参加し、チタン合金の情報を収集するとともに、チタンの鍛造工程を間近に見て大変勉強になりました。写真は、交流会の前夜に、新潟の美味を楽しんでいる様子。

2016年9月21~23日

 日本金属学会 第159回秋期講演大会・日本鉄鋼協会 第172回秋季講演大会が大阪大学にて開催され、我々の研究グループは4件の研究講演を行いました。講演会を頑張った後は、もちろん懇親会へ。3枚目の写真は、第4分科(生体・医療・福祉材料分野)の懇親会に参加して他大学の先生・学生さんや企業の方と交流会を行った後の集合写真。
【講演題目:講演者(共著者)】
「18Cr-0.9Nbフェライト系ステンレス鋼のGP ゾーンを利用したLaves相微細析出」:M1 河田啓希(小林千悟、濱田純一(NSSC)、神野憲博(NSSC))(9/21:一般講演)
「Ti-4Mo-O系合金の相分解挙動と硬度変化」:M1 佐伯翔吾(小林千悟、岡野 聡)(9/22:一般講演)
「Ti-Mo合金の微細組織生成に及ぼす固溶体中の構造変化」:M1 渡邊優太(小林千悟、岡野 聡)(9/22:一般講演)
「18Cr-0.9Nbフェライト系ステンレス鋼のGPゾーン形成」:M1 河田啓希(小林千悟)(9/23:ポスター講演)

2016年9月20日

 小林教授が、関西大学にて開催されたチタンの準安定相・析出相研究部会:平成28年度第1回研究会において研究発表を行いました。発表題目は「Ti-Nb, Ti-V合金のα'およびα"相の相分離に及ぼす酸素添加効果」であり、チタン合金のスピノーダル分解挙動に及ぼす酸素添加効果について発表しました。

2016年9月8日~9日

 小林教授が、中京大学 名古屋キャンパスにて開催されたエレクトロニクス実装学会 秋季大会 第26回マイクロエレクトロニクスシンポジウムにおいて招待講演を行いました。講演題目は「細胞接着・伸展性向上のための金属材料表面処理」であり、細胞の挙動と金属表面状態との相関について講演しました。

2016年8月22~23日

 第56回 日本金属学会 中国四国支部・第59回 日本鉄鋼協会 中国四国支部 講演大会が島根大学工学部にて開催され、我々の研究グループは3件の研究講演を行いました(8/22)。講演会を頑張った後は、もちろん懇親会をしました。
【講演題目:講演者(共著者)】
「Ti-4Mo合金の内部組織と硬度に及ぼす酸素添加効果」:M1 佐伯翔吾(小林千悟、阪本辰顕)
「Ti-7Mo合金の焼き入れω生成に及ぼす熱処理の影響」:小林千悟(M1 渡邊優太、阪本辰顕)
「18Cr-0.9Nbフェライト系ステンレス鋼のLaves相析出に及ぼすGPゾーンの影響」:M1 河田啓希(小林千悟、濱田純一(NSSC)、神野憲博(NSSC)、阪本辰顕)

2016年8月9日

 愛媛大学工学部にてオープンキャンパスが開催され、「電子顕微鏡で見るナノの世界」について来場された高校生に対して説明するとともに、JKAの研究補助金を受けて進めている「外科手術用高硬度高靱性チタン合金開発」について紹介し、また、機能材料工学科の紹介を来場の高校生に行いました。

2016年8月3日~8月5日

 小林教授が材料に関する国際会議PRICM 9において招待講演を行いました(8/4)。講演題目は、「Effects of surface treatments of a Ti alloy on the behavior of osteoblast-like cell and on the initial stage of regenerate bone」であり、Ti合金上の骨芽細胞の挙動がTi合金への表面処理によってどのように変化し、そして、それが生体骨の生成にいかなる影響を及ぼすかについて講演しました。共著者はYuriko Kiyokane, Satoshi Okano, Takeaki Okamoto, Tatsuaki Sakamotoですが、卒業生の和田君、山内君の修士論文の結果も述べさせていただきました。

2016年8月1日

 8月は研究室の夏休み。長期休暇前に研究室懇親会を開きました。夏休みといえども、学会参加組は夏休み関係なく研究を継続しています。

2016年7月22日

 2015年度より始めた、岡山大学 竹元先生研究グループとのチタン合金に関する合同研究会が岡山大学にて開催され、お互いの研究グループの研究についてディスカッションを行いました。夜には懇親会があり、お酒を飲み交わしながら楽しいひと時を過ごしました。(残念なことに、第1回目の反省がいかされず、また、写真を撮り忘れてしまいました・・・。)

2016年7月9日

 第8回 軽金属学会 中国四国支部 講演大会が鳥取大学工学部にて開催され、我々の研究グループは2件の研究講演を行いました。講演会を頑張った後は、お疲れ様会をしました。
【講演題目:講演者(共著者)】
「Ti-4Mo-O系合金のスピノーダル分解挙動と硬度変化」:M1 佐伯翔吾(小林千悟、阪本辰顕)
「Ti合金のα相析出前駆段階における固溶体中の構造変化」:M1 渡邊優太(小林千悟、阪本辰顕)

2016年6月21日

 Yasser氏(外国人研究員 Yasser M. Abdelrhman)の最終報告会を実施しました。報告会の題目は、「Design and Characterization of Low-Cost Titanium Alloys for Biomedical Applications」であり、2015年の9月から当研究室に来て得られた研究の成果発表と、博士論文内容について述べました。なお、4枚目の写真は、6月24日にYasser氏が松山空港から帰国する際に撮影した記念写真。(後日談:9月7日にYasser氏の博士論文のFinal defenseがエジプトのE-JUST大学にて行われ、小林教授も審査員の一人としてSkypeを利用して参加し、無事に審査員全員の合意のもとでYasser氏は博士号を取得されました。おめでとう!そして、現在はエジプトのAssuit大学のFaculty of Engineeringにおいて、Assistant professorをされています。)

2016年6月17日

 日本鉄鋼協会の理事の脇本様より、鉄鋼材料の特別講義を行っていただきました。日本の鉄鋼業の歴史から、最先端の鉄鋼技術に関する内容まで広範な鉄鋼材料に関する講演をいただき大変勉強になりました。

2016年6月14日~15日

 ウクライナにあるクルジュモフ金属物理研究所のPavlo Markovskyi博士が当研究室を訪問され、共通講義棟CのEL16教室にて特別講演を行っていただきました。マルコフスキー先生は、チタンとジルコニウム合金の熱処理および加工熱処理による平衡および非平衡状態下の相および組織の変態の特徴に関して研究を続けている先生です。ご講演の題目は「High-Strength Titanium Alloys: Science, Technology and Application」であり、当研究室の学生のみならず学部3年生の学生さんらも参加して、チタンに関する研究結果に対して深いディスカッションをさせていただきました。講演会の後も研究室に戻ってから3時間以上のディスカッションを行って、チタン合金について様々な知見を学ぶことができました。さらに、後日、チタン合金に関する様々な資料もご教示いただき、研究室のチタン合金研究をしている一同、P. Markovskyi博士に厚く御礼申しあげます。また、今回P. Markovskyi博士ご訪問の機会を与えていただきました、関西大学の池田勝彦 教授に御礼申し上げます。

2016年5月29日~6月3日

 オーストリアのグラーツにて開催された先端材料に関する国際会議Thermec2016に小林教授が参加され、「First principle analysis for the effect of beta stabilizer in Ti alloys on the formation of alpha double prime phase」という題目にて、招待講演を行いました(6/2)。著者は、Sengo Kobayashi, Mitsuki Sugeoi and Tatsuaki Sakamoto。本講演内容の主な部分は、菅生三月さん(現:新日鐵住金ステンレス株式会社(NSSC)勤務)の修士論文の研究成果であり、チタン合金の相変態挙動を、第一原理計算を用いたチタンのフォノン分散関係に及ぼす合金元素添加効果から解明したという研究です。なお、写真の3枚目はバンケット(懇親会)の様子。

2016年5月28~29日

 大阪大学にて開催された軽金属学会 第130 回春期大会において、阪本講師が「メカニカルアロイング法により作製したAl-5La2O3とAl-5Y2O3の室温および高温における機械的性質」に関する講演を行いました(5/28)。著者は、阪本辰顕、綷谷将太、小林千悟。本講演内容は、綷谷将太君の修士論文研究内容で、高温強度に優れたAlをメカニカルアロイング法とLaやYの酸化物を分散させる方法を併用して達成するという内容です。

2016年5月24日

 4月下旬から研究の合間に週一回の練習を石手川公園で行い、5連覇をかけて今年の研究室対抗ソフトボール大会に挑みました。予選は緊張からか、なかなか打線に火がつきませんでしたが、本選の試合では得点を量産し、見事5連覇を達成しました。小林先生は会議のため残念ながら参加できませんでしたが、阪本先生は午後からの試合で華麗なグラブさばきを見せてくれました。夜は優勝祝賀会ということで、高級中華料理を食べに行きました。来年は6連覇を目指して頑張ります!

2016年4月27日

 研究室に新しく入ってきた学部生の皆さんを歓迎する会を開きました。今年度も皆で切磋琢磨して研究を進めて行く決意をするとともに、楽しく懇談しました。
 今年度の研究室は、学部生10名・院生10名の合わせて20名の学生さん達と外国人特別研究員1名そしてスタッフ2名の合計23名で頑張っていきます。歓迎会幹事の河田君(修士1年)、会場手配や司会などいろいろとありがとうございました。

2016年4月5日

 研究室に新しく入ってきた学部生、院生と城山公園でお花見をしました。前日が雨だったので心配していましたが、桜は満開でお花見日和でした。新しく入った学部生は初めての院生や先生方とのお食事会で、緊張しながらも色々な話をして充実した時間を過ごしていました。

2015年度

2016年3月24日

 愛媛大学において卒業式・修了式が行われました。当研究室では院生9名、学部生11名が修了ならびに卒業しました。皆、元気に社会で活躍することを祈念して、楽しく飲み明かしました。

2016年3月24日

 宮本裕太 君、清兼友理子 さんの二人が、日本金属学会 第158回春期講演大会において優秀ポスター賞を受賞しました。おめでとう!これからも頑張って良い研究をしましょう。

2016年3月22~23日

 東京理科大学にて開催された日本金属学会 第158回春期講演大会ならびに日本鉄鋼協会 第171回春季講演大会にて7件の研究講演を行いました。全国から集まった金属・鉄鋼の研究者・学生らと研究の議論を行いました。研究発表した後は、研究室メンバーでお疲れ様会を開きました。今回の学会は、大会2日目の3月24日が愛媛大の卒業式と日程が重なってしまったので、大会初日だけの参加でバタバタした学会でした。
【講演題目:講演者】
「フェライト鋼中のCu析出・粗大化挙動に及ぼすCr添加効果」:山中大輔
「メカニカルアロイング法による多元系合金分散銅合金の作製」:津崎 卓也
「Ti合金ならびに各種純金属上の骨芽細胞挙動に及ぼす熱酸化処理の影響」:清兼 友理子
「Ti-2at%Mo合金のスピノーダル分解挙動ならびに機械的特性に及ぼす酸素の影響」:宮本裕太
「Ti-NbおよびTi-Mo合金の内部構造とヤング率の相関関係」:中尾ありさ
「濡れ性の異なるTi表面上における骨芽細胞挙動」:中甑慶太
「Si含有ニアαチタン合金の高温変形に及ぼす初期組織の影響」:阪本辰顕

2016年3月14~15日

 JKAの研究補助金を受けて進めている「外科手術用高硬度高靱性チタン合金開発」に関する2回目の研究打ち合わせを株式会社シャルマンにて行いました。同行した院生2名も実際の外科手術用のはさみなどの製品を見て、自分の研究のゴールが明確に見えたようでした。

2016年3月6~8日

 小林教授が北見工業大学で開催された「流氷セミナー -金属生体材料研究の最前線-」にて招待研究講演を行いました。夜の懇親会では、北見の地ビールで講師の先生方と本セミナーを企画された北見工大の大津先生と楽しく懇談しました。北見といえば、マイナス数10度になるほどとっても寒い場所と思って行きましたが、なぜか暖かかったです。次回に期待ですね・・。

2016年2月9日

 京都大学の中村康一 先生に研究室を訪問いただきました。中村先生は、E-JUST(エジプトの大学)にて材料分野の指導もされており、現在、当研究室に外国人特別研究員として来ているYasser氏(E-JUST所属)のところに現状と今後の研究打ち合わせのために来られました。

2016年2月5日

 日本金属学会・日本鉄鋼協会 中国四国支部 第33回若手フォーラムを愛媛大学にて開催しました。中国四国支部において最近異動された若手の先生方に講演いただき、今後の抱負について語っていただきました。
【講演題目:講演者】
①「希土類化合物PrIr2Zn20における超伝導と四極子秩序」
愛媛大学大学院 理工学研究科 松本 圭介
②「3Dプリンターを活用した生体用金属材料の力学的機能制御」
弓削商船高等専門学校 電子機械工学科 福田 英次
③「Fe-高Si合金のひずみ速度変化による破壊形態遷移と双晶発生挙動」
愛媛大学大学院 理工学研究科  水口 隆

2015年12月24日

 研究室の忘年会を行いました。1年お疲れ様です。来年も良い年でありますように。

2015年12月17~20日

 関西大学にて開催された国際会議「PFAM 24」にて2件の研究講演を行いました。懇親会では、やはり大阪だけあって、たこやきなどの「粉もの船盛」が出てきました。
【講演題目:講演者】
「Composition Dependence on Microstructure and Mechanical Properties in Quenched Ti-M (M=Mo, Nb, Fe) Alloys」:小林千悟
「Effect of Al Addition on the Microstructure Formation in Quenched Ti-Mo and Ti-Nb Alloys」:十亀宏明

2015年12月10~11日

 大阪大学の中野貴由 教授に大学院集中講義「機能材料工学特別講義」を実施していただきました。「骨微細構造を考慮した金属系バイオマテリアルの基礎と応用」について学びました。当研究室もバイオマテリアル研究を行っている学生が多いため、真剣に講義を聞いて質問もたくさんしました。夜は、懇親会を開催して交流を深めました。

2015年12月3~4日

 小林教授が愛知製鋼(株)にて熱力学の特別講義を行いました。また、工場見学をさせていただきました。ものづくりの現場を見るのは楽しいです。

2015年11月26~29日

 名古屋大学にて開催された国際会議「ISETS'15」にて1件の研究講演を行いました。名古屋大学の黒田健介先生と共同研究を行っている内容について山内君がポスター講演をしました。研究発表が終わった後は・・、やはり名古屋に行ったら味噌カツを食べないとね(笑)。
【講演題目:講演者】
「Adhesion and Spreading of MC3T3-E1 Osteoblast-like Cells on Various Metals and Their Oxides」:山内勇樹

2015年11月22日

 細胞関係で共同研究をしている岡本威明 先生が韓国で開催された国際会議「ICoFF 2015」においてポスター賞を受賞されました。おめでとうございます!

2015年11月20日

 日本金属学会・日本鉄鋼協会 中国四国支部 第55回材質制御研究会を愛媛大学にて開催しました。「自動車用鉄鋼材料」分野において第一線で研究されている企業の方に来ていただき、基礎から応用まで幅広い内容について講演賜りました。
【講演題目:講演者】
①「自動車用ステンレス鋼の進展」
新日鐵住金ステンレス(株) 研究センター 濱田 純一 上席研究員
②「自動車用鋼板と組織制御」
新日鐵住金(株) 技術開発本部 岡本 力  上席主幹研究員
③「自動車用材料の接合技術について」
新日鐵住金(株) 技術開発本部 児玉 真二 主幹研究員

2015年11月9~10日

 京都テルサにて開催された第37回日本バイオマテリアル学会大会にて2件の研究講演を行いました。バイオマテリアルの最先端の研究に関する情報交換を行いました。がんばって発表した晩は、清兼さんおすすめのお店に行き、とっても美味しい食事をしました。
【講演題目:講演者】
「再生初期の骨組織に及ぼすTi合金表面状態の影響」:小林千悟
「Ti板上の骨芽細胞の挙動に及ぼす濡れ性の影響」:中甑慶太

2015年10月28~29日

 今年度よりJKAの研究補助金を受けて進めている「外科手術用高硬度高靱性チタン合金開発」に関する研究打ち合わせを株式会社シャルマンにて行いました。株式会社シャルマンは、めがねを製造している会社で、最近では、その製造技術を生かして医療器具の開発にも力を入れている会社です。打ち合わせ当日は、めがね製造工場を見学させていただきました。初めて、めがねを一から作る工程を見て感激しました。

2015年10月21~22日

 韓国国立交通大学校のウル工学部長、キム教授ならびにリム事務官が愛媛大学との学術交流協定の締結に向けて訪問され、小林教授をはじめ工学部・理学部の教員で交流しました。

2015年10月8日

 チタンのナノチューブの研究を新たに始めるために、香川大学の田中康弘 先生にアドバイスをいただきに香川大へ行きました。田中研究室の大学院生の方に研究紹介をいただき、田中先生からもたくさんアドバイスをいただきました。大変勉強になりました、ありがとうございました。お昼はうどんを食べました。やはり、香川のうどんは美味い!

2015年10月7日

 10月1日付けで、小林 准教授が教授に昇進しました。研究室メンバーで昇進のお祝い会を開きました。お祝いの品として、ワインが贈呈されました。(学生の皆さん、美味しかったです! ありがとう! from 小林)

2015年10月7日

 研究室のメンバーで集合写真を撮りました。研究室ホームページ更新用に撮ったのですが、結局、更新したのは半年以上後になるのですが・・・(後日談)。

2015年9月15~18日

 日本金属学会 第157回秋期講演大会ならびに日本鉄鋼協会 第170回秋季講演大会にて10件の研究講演を行いました。全国から集まった金属・鉄鋼の研究者・学生らと研究の議論を行いました。小林 准教授は16th Kim-Jim Symposium, "Recent Advances in Titanium and its Alloys"にて韓国のチタン研究者とのシンポジウムにて招待研究講演を行い、韓国のチタン研究者と研究交流を行いました。また、当研究室を卒業してNSSCに就職した菅生さんと学会会場で会ったので、皆で記念撮影しました。しっかり研究発表した後は、研究室メンバーでお疲れ様会(真鍋君、幹事ありがとう)を行い、烏賊の刺身をいただきました。おいしかったですね。
【講演題目:講演者】
「Ti合金の焼入れ組織ならびに機械的特性に及ぼすβ相安定化元素の効果」:真鍋慶祐
「Ti-Nb合金の微細組織ならびに機械的特性に及ぼすFe添加効果」:中尾ありさ
「オーステナイト化前処理としてのパーライト生成がベイナイト鋼の機械的性質に及ぼす効果」:仲井清眞
「ベイナイト鋼における逆変態γ内の転位網生成に及ぼす冷間圧延の効果とその機械的性質への影響」:小西早苗
「Si 含有ニアαチタン合金の時効挙動に及ぼす初期組織の影響」:阪本辰顕
「種々の温度におけるフェライト鋼中のCu析出挙動に及ぼすCr添加効果」:山中大輔
「ベイナイト鋼における逆変態γ中に導入される転位網のBWING・ALPS 生成ならびに機械的性質に及ぼす効果」:小西早苗
「Microstructural control and phase transformation in Ti alloys」:小林千悟
「鉄鋼材料におけるオーステナイト中への転位網の導入とその存在の確認」:平本貴史
「ベイナイト鋼における粒内ベイナイト・ラス集合状況と引張破面の対応関係」:吉澤 俊希

2015年9月7~8日

 東北大学金属材料研究所にて開催されました東北大学金属材料研究所共同研究ワークショップ「金属系バイオマテリアル研究の新たな現状と将来展望」に小林教授が参加しました。日本における金属バイオマテリアル研究の研究者が多数集まり、有意義な情報交換ができました。

2015年8月27日

 岡山大学の竹元先生の研究グループと第1回研究交流会を愛媛大学にて行いました。この研究交流会は、竹元先生グループと小林グループのチタンの研究を行っている学生が集まって普段のゼミではできないような深い議論を行うために企画されたもので、第1回目は、竹元先生グループの博士後期課程 院生の井尻さんに研究の紹介をしていただき、疑問点などを2時間以上かけて議論する楽しい研究交流会となりました。その後はもちろん懇親会を開いて、学生・教員ともども楽しく交流しました。(写真を撮り忘れたのは失敗だった・・)第2回目は、岡山大学で来年、開催予定。

2015年8月19日

 広島工業大学にて開催された日本鉄鋼協会第58回・日本金属学会第55回中国四国支部講演大会にて1件の研究講演を行いました。
【講演題目:講演者】
「AZ91 マグネシウム鋳造合金の機械的性質に及ぼす構成相の効果」:阪本辰顕

2015年8月16~20日

 アメリカのサンディエゴで開催された国際会議「Ti-2015」にて、小林准教授が招待研究講演を行いました。世界各国からチタン合金の研究者が集まる「Ti-2015」において様々な研究者と情報交換をしました。Ti-Mo-Fe合金の国際共同研究を行っているE-JUST(エジプトの大学)のMohamed准教授とも研究打ち合わせを行いました。
【講演題目:講演者】
「DV-Xα First Principle Analysis of the Effect of Alloying Elements on the α" Phase Formation in Ti Alloys」:小林千悟

2015年8月4~5日

 名古屋大学の小山敏幸 教授に大学院集中講義「最新材料工学特別講義」を実施していただきました。「フェーズフィールド法の基礎と応用」について熱力学や時間発展方程式などの基礎的な話から、実際のPhase field計算プログラムを使うところまで丁寧に講義いただきました。実際の研究に活用できる生きた知識を与えていただき、学生のみならず教員も深く勉強することができました。また、夜には懇親会を開き、小山教授による小林准教授の学生時代のお話に研究室の学生たちは興味津々でした(小山教授は、実は小林准教授の大学時代の恩師の先生のお一人なので、小林の学生時代を良くご存知なのです・・・)。

2015年7月24日

 小林 准教授が松山工業高等学校にて出張講義を行いました。金属材料であるステンレス鋼を題材に、材料の内部構造と機械的性質や磁気的性質との関連について講義しました。

2015年7月4日

 第7回 軽金属学会 中国四国支部 講演大会が岡山大学工学部にて開催され、我々の研究グループは2件の研究講演を行いました。そして、中尾ありさ さんが優秀講演賞を受賞しました。おめでとう!
【講演題目:講演者】
「Ti-8Nb合金の内部組織ならびにヤング率に及ぼすFe添加効果」:M1 中尾ありさ
「Ti-3at%Mo合金の焼入れ微細組織及び硬度に及ぼす2段熱処理の効果」:M1 福島崚平

2015年6月30日

 毎年恒例の研究室対抗のソフトボール大会がありました。研究室から2チーム参戦し、Aチームが優勝!しました。只今、当研究室は4連勝中!!夜は当然、優勝祝賀会で盛り上がりましたv。

2015年6月19日

 日本鉄鋼協会の理事の脇本様より、鉄鋼材料の特別講義を行っていただきました。日本の鉄鋼業の歴史から、最先端の鉄鋼技術に関する内容まで広範な鉄鋼材料に関する講演をいただき、大変勉強になりました。

2015年6月19日

 Lila(特別研究生 Garyfalia Kotoula)の最終報告会を実施しました。当研究室で得られた研究成果の発表の他、日本での生活で楽しかったことや大変だったことなどを発表しました。Lilaは当研究室での1年半の修学期間を終えて帰国しますが、博士論文研究をがんばって続けて良い博士論文を書いてほしいと思います。

2015年5月31~6月6日

 国際会議「Biomaterials International 2015」が台湾のKentingにて開催され、我々の研究グループは2件の研究講演を行いました。国際会議が開催された場所の近くに、屋台街があったので、いろいろな台湾料理をいただきました。
【講演題目:講演者】
「ANTIMICROBIAL AND BIOACTIVE ANODIZED FILM ON TI-AG ALLOY」:小林千悟
「EFFECT OF Mn AND Cr ADDITION ON THE MICROSTRUCTURE FORMATION AND MECHANICAL PROPERTIES OF Ti-(2.0, 2.5) at%Mo ALLOYS」:特別研究生 Garyfalia Kotoula

2015年5月30日

 第20回プラズマ新領域研究会「再生医療とプラズマ医療 ~プラズマと生体界面の反応~」において、小林准教授が「再生初期の骨組織とTi合金インプラント表面との相関」という題目で招待研究講演を行いました。

2015年5月15~18日

 軽金属学会 第128回春期大会が東北大学 青葉山キャンパスにて開催され、我々の研究グループは3件の研究講演を行いました。しっかり研究討論した後は、牛タン定食を食べて慰労会をしました。仙台で食べる牛タンはおいしいですね。
【講演題目:講演者】
「Ti-Nb、Ti-Mo合金の微細組織ならびに機械的特性に及ぼすFe添加効果」:M1 中尾ありさ
「Effect of Mn and Cr addition on the microstructure formation and mechanical properties of Ti -(2.0, 2.5) at % Mo alloys」:特別研究生 Garyfalia Kotoula
「Ti合金のα’相とα”相の結晶学的相違とそれら生成に及ぼす合金元素の効果」:小林千悟

2015年4月30日

 研究室に新しく入ってきた学部生・院生の皆さんを歓迎する会を開きました。今年度も皆で切磋琢磨して研究を進めて行く決意をするとともに、楽しく懇談しました。

 今年度の研究室は、学部生・院生合わせて29名&スタッフ2名の合計31名と過去最大人数の状態です。今回、歓迎会に全員揃わなかったのは残念ですが、多くの学生さんが就活の為に大阪や広島などに飛び回っているので仕方がありませんね。歓迎会幹事の山中君(修士1年)、会場手配や司会などいろいろとありがとうございました。

2015年4月15日

 研究室OB(当時:仲井研)の武市さん(H22年度 院卒)が神鋼鋼線工業株式会社の会社説明会の為に愛媛大学にお越しになりました。研究室にも訪問いただき、就活に関して学生らはいろいろとアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

2015年4月14日

 研究室OB(当時:仲井研)の檜垣さん(H21年度 院卒)が日鉄住金テクノロジー株式会社の会社説明会の為に愛媛大学にお越しになりました。研究室にも訪問いただき、就活に関して学生らはいろいろとアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

2015年4月10日

 骨再生プロジェクト」で共同研究をしている教育学部の岡本威明先生の研究室と合同ゼミを実施しました。今年度も協力して良い研究成果をあげたいと思います。

2015年4月3日

 研究室OB(当時:大森研)のLongさん(H13年度 博士課程修了。現在は、母国のベトナムで仕事をされています)がおよそ15年ぶりに研究室を訪問されました(突然、来られたのでびっくりしました。小林が不在だったらどうなったのだろう・・・)。東京に用事があり、奥様とご一緒に日本に来られたとのこと。そして、研究室にも足を運んでくれました。大変うれしく思いました。短い時間でしたが昔話に花を咲かせました。

2014年度

2015年3月27日

 研究室OB(当時:仲井研)の中村さん(H17年度 修士課程修了)がOTC(株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ)の会社説明会の為に愛媛大学にお越しになりました。研究室にも訪問いただき、就活に関して学生らはいろいろとアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

2015年3月24日

 愛媛大学にて卒業式・修了式が行われました。当研究室では、院生8名、学部生7名が修了ならびに卒業しました。皆、元気に社会で活躍することを祈念して、楽しく飲み明かしました。大変楽しいメンバーで、飲み会ではパワーのある余興(笑)で大変盛り上げてくれたので、それが見れなくなるのは残念ですが、社会に出てもそのパワーで困難を乗り越えて行ってくれたらと思います。

2015年3月17~20日

 日本金属学会 第156回春期講演大会・日本鉄鋼協会 第169回春季講演大会が東京大学 駒場キャンパスにて開催され、我々の研究グループは10件の研究講演を行いました。学会期間中も、M1の院生さんたちは、就活にバタバタでしたね。
【講演題目:講演者】
「ベイナイト鋼におけるベイナイト生成条件が機械的性質に及ぼす効果」:M1 吉澤 俊希
「18Cr-0.87Nb 鋼の時効に伴うGP ゾーン形成とLaves 相析出」:M1 百田 陽平
「Ti 表面形状が骨芽細胞MC3T3-E1の接着・伸展性の接着性に及ぼす影響 」: 岡野 聡
「各種純金属及びその熱酸化物上への骨芽細胞初期接着性評価」:M1 山内 勇樹
「Ti 合金インプラント表面組織と再生初期骨組織との相関」:小林 千悟
「AZ91マグネシウム鋳造合金の微細組織と機械的性質に及ぼすY添加効果」:M1 小原 明日人
「V-1.4Y-7W-9Mo-0.7TiC の機械的性質に及ぼす中性子照射効果」:阪本 辰顕
「MA 法により作製したAl-5 wt%La2O3, Al-5 wt%Y2O3の微細組織と機械的性質」:M1 綷谷 将太
「Ti-Mo 及びTi-Nb 合金における焼入れ組織に及ぼすAl 添加効果」:M1 十亀 宏明
「Ti-Mo-Fe 合金のヤング率ならびに硬さに及ぼす内部組織と合金元素の影響」:M1 真鍋 慶祐

2015年3月4日

 研究室OB(当時:仲井研)の磯村さん(H21年度 修士課程修了)がNSSC(新日鐵住金ステンレス株式会社)の会社説明会の為に愛媛大学にお越しになりました。研究室にも訪問いただき、就活に関して学生らはいろいろとアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

2015年2月19日、20日

 卒業論文発表会があり、学部4年生7名(秋山博彰、世羅和彦、千葉恭祐、中尾ありさ、中甑慶太、福島崚平、山中大輔)が、1年間の研究成果のまとめを発表しました。

2015年2月16日、17日

 修士論文発表会があり、修士2年生8名(大塚尚平、菊池武倫、田中陽一郎、戸田吉洋、中西祐太、松本拓也、宮本晃、和田祐典)が、研究成果のまとめを発表しました。

2015年2月6日

 研究室OB(当時:仲井研)の野津田さん(H25年度 修士課程修了)が愛媛大学へお越しになり、材料関連企業の仕事などについてお話しされました。

2015年1月23日

 研究室OB(当時:仲井研)で三井金属鉱業株式会社にお勤めの大島さん(H21年度 修士課程修了)と高橋さん(H25年度 修士課程修了)が愛媛大学にお越しになり、材料関連企業の仕事等についてお話しされました。

2014年12月22日

 本日は、研究室の大掃除を行いました。学生全員のおかげで研究室がとってもきれいになりました。その後は、忘年会(幹事はM1十亀君。場所は「ありゃ」。もつ鍋がメイン。)を開きました。楽しい忘年会となりました。また、8~12月までの間で一番頑張ってきた学生さんを研究室皆で投票によって選びました。その結果、M2の和田君が選ばれました。この数か月、細胞培養実験を一生懸命頑張っていたことが皆に認められたのでしょう。おめでとう!修士論文をしっかりまとめてください。

 来年も良いことがたくさんありますように!1年お疲れ様~。

2014年11月17日~18日 2014年11月17日~18日
2014年11月17日~18日 2014年11月17日~18日

2014年12月10日

 M1 十亀宏明 君、M1 真鍋慶祐 君が岡山国際交流センターにて開催されました第30回若手フォーラムにて研究講演を行いました。十亀君の講演題目は、「Ti-3~5at%Mo合金における準安定相生成に及ぼすAl添加効果」、真鍋君の講演題目は「Ti-Mo-Fe合金の機械的特性に及ぼす内部組織変化」。

2014年11月17日~18日

 小林准教授がタワーホール船堀にて開催されました「第36回日本バイオマテリアル学会大会」にて研究講演を行いました。講演題目は、「各種金属及びその酸化物上への骨芽細胞初期接着性評価」(共同研究者:M1 山内勇樹君、岡野 聡先生)。写真は、いつもお世話になっている、関西大学の上田正人先生と愛媛大学の岡野 聡先生とともに、学会会場の看板前にて撮影。

2014年11月14日

 (株)神戸製鋼所 高砂製作所にて開催されました「第2回 チタン若手研究者・技術者交流会」に小林准教授・M1 真鍋慶祐君、M1 十亀宏明君が参加しました。午前中は、(株)神戸製鋼所の工場見学をさせていただき、チタンの製造・熱処理施設を初めて見ました。さすが、チタンの工場は綺麗でした。午後は、若手のチタン研究者の発表を聞き、懇親会では企業の方々と交流しました。大変楽しい会となりました。交流会終了後は、研究室の卒業生で現在、(株)神戸製鋼所に勤務の若元 陸 様と懇親会を開きました。 

2014年10月6日~7日

 小林准教授が東北大学金属材料研究所にて開催されました「産学官連携による金属系バイオマテリアルの研究開発の最前線」にて研究講演を行いました。講演題目は、「Ti合金準安定α"相, ω相のα(α')相生成および機械的特性への影響」であり、論文 "S. Kobayashi et al.: Metall. Mater. Trans. A, 45A (2014) pp. 1217 - 1229."の内容を中心とした材料組織の微細化に関する基礎的な内容からその応用について講演しました。

2014年10月3日

 中国四国支部 第119回 金属物性研究会を愛媛大学工学部本館にて開催しました。本研究会は、「骨代替用バイオマテリアル最前線」と題した研究会で、材料学・生物学・医学に精通した3名の講師の先生方に講演をいただきました。非常に活発な議論とともに、今後の研究に対する方向性が話し合われ、非常に有益な研究会となりました。ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。研究会終了後には懇親会を開き、研究室の学生らとともに、講師の先生方の研究に取り組む姿勢などを楽しく学ぶことができました。講師の先生方に改めて御礼申し上げます。講演プログラムは以下の通り。
【第119回 金属物性研究会 講演会プログラム】
①「生体材料用チタンをはじめとする各種バルブメタル・合金の高骨伝導化表面処理~従来の発想を覆す湿式表面処理~」
     名古屋大学 エコトピア科学研究所 黒田 健介 先生
②「アミノ酸誘導体がヒト好酸球の走化性を制御する」
     愛媛大学 教育学部 岡本 威明 先生
③「人工関節開発のための評価技術」
     愛媛大学 医学部附属病院 先端医療創生センター 白石 善孝 先生

2014年9月23日~26日

 日本金属学会秋期講演大会・日本鉄鋼協会秋季講演大会にて研究講演を行いました。一般講演5件、ポスター講演1件の合計6件の講演を行いました。講演題目、講演者は以下の通り。
夜は懇親会で様々な研究者と交流を深めるとともに、名古屋の名物を楽しみました。
【講演題目:発表者】
「Ti-(2.0, 2.5)Mo-(0~2)Fe合金の機械的特性に及ぼす内部組織の影響」:M2 宮本 晃
「フォノン分散関係に基づくTi合金準安定相生成に及ぼす合金元素添加効果の解析」:小林千悟
「Ti-Mo合金のβ相からの焼入組織形成に及ぼすAl添加効果」:M1 十亀宏明
「Ti-Mo-Fe 合金の${\omega}$相生成に及ぼす組成および熱処理の影響」:M1 真鍋慶祐
「ニアαチタン合金の高温降伏強度に及ぼす初期組織の影響」:阪本辰顕
「各種純金属及び金属酸化物上への骨芽細胞接着性評価」:M1 山内勇樹

2014年9月12日

 科学技術館にて開催された日本金属学会分科会シンポジウム:「3Dプリンターによる次世代ものづくり」に参加しました。小林准教授(シンポジウム企画世話人の一人で当日は司会業務等実施)とM2の菊池君、そしてB3清兼さん(受付アルバイト)が参加し、これからますます発展する3Dプリンターを用いたものづくりの最先端研究について学びました。

2014年9月4日

 小林准教授が「H26年度 愛媛大学技術・技能職員研修」にて特別講義を行いました。講演題目は、「骨の再生を助ける材料の開発とその解析技術」。

2014年8月21日~22日

 日本鉄鋼協会・日本金属学会 中国四国支部 鉄鋼第57回・金属第54回 合同講演大会にて研究講演を行いました。一般講演4件を行いました。講演題目、講演者は以下の通り。
【講演題目:発表者】
「純Ti及びTi酸化物上への骨芽細胞接着性評価」:M1 山内勇樹
「Ti-(2.0,2.5)Mo-1.0Fe合金の機械的特性に及ぼす熱処理の影響」:M2 宮本 晃
「MA法により作製したAl-希土類酸化物系合金の微細組織と機械的特性」:M1 綷谷将太
「マルテンサイト変態させたニアαチタン合金の高温降伏強度に及ぼす初期組織の影響」:M1 松村 裕

2014年8月1日

 8月は研究室の夏休み。長期休暇前に研究室懇親会を開きました。4~7月までの間で一番頑張ってきた学生さんを研究室皆で投票によって選びました。その結果、M2の宮本君が選ばれました。おめでとう!これからさらに頑張ってください。夏休みといえども、学会参加組は夏休み関係なく研究を継続しています。

2014年7月18日

 骨系細胞関連の研究で共同研究をしている教育学部の岡本先生の研究室と第1回合同ゼミを行いました。

2014年6月27日~29日

 6月28日に島根大学にて軽金属学会 第6回中国四国支部講演大会があり、D1のKotoulaさんとM1の十亀君、真鍋君が学会講演をしました。十亀君、真鍋君が優秀講演賞を受賞しました。おめでとう!夜はもちろん懇親会へ・・、とっても大きい岩牡蠣など島根県の美味を堪能しました。

(講演題目)

「Effect of Mn Addition on the Microstructure Formation and Mechanical Properties of Ti-(2.0, 2.5)at%Mo Alloys」:○ Garyfalia Kotoula、小林 千悟

「Ti-3~5at%Mo合金における準安定相生成に及ぼすAl添加効果」:十亀 宏明、小林 千悟、阪本 辰顕

「Ti-Mo-Fe合金の機械的特性に及ぼす内部組織変化」:真鍋 慶祐、小林 千悟、阪本 辰顕

2014年6月9日~13日

 生体用Ti合金に関する海外共同研究をしているエジプトの研究者Mohamed A.H. Gepreel先生(所属 E-JUST: Egypt-Japan University of Science and Technology)、Mervat M.Ibrahim 先生(所属 CMRDI:Central Metallurgical R&D Institute)らが当研究室を訪問し、研究の打合せを行うとともに、6/11には本学にて特別講演をしていただきました。学部3年生にも公開し、Mohamed先生は形状記憶合金の話、Mervat先生は鋳造の話をしていただきました。さらに、6/12には、関西大学の池田先生・上田先生のご支援のもと、関西大学においても講演会を開催させていただきました。

2014年6月5日

 M1とD1の中間報告会を行い、6月、8月そして9月にある学会講演者を決定しました。学会発表に向けて頑張っていきましょう。

2014年5月23日

 研究室対抗のソフトボール大会がありました。研究室から2チーム参戦し、Aチームが優勝!!しました。夜は当然、優勝祝賀会で盛り上がりましたv。

2014年5月15日

 M1とD1の中間報告会を行いました。6月、8月そして9月にある学会講演に申し込むための打合せを行いました。

2014年5月8日

 新研究室4年生が研究室のゼミにおいて研究テーマを紹介しました。これから1年、頑張って研究していきましょう。

2014年5月4日

 仲井清眞名誉教授の退職記念祝賀会を国際ホテル松山にて開催しました。藤井コース長の祝辞に始まり、最後には目録・花束贈呈を行って盛況のうちに終了しました。(その他の写真は、同窓会のページにあります。研究室関係者限定です。)

2014年5月4日

 研究室の第5回同窓会を国際ホテル松山にて開催しました。久しぶりの再会で、皆さん会話が弾んでいました。(その他の写真は、同窓会のページにあります。研究室関係者限定です。)

2014年4月18日

 新研究室4年生の歓迎会を行いました。

2014年4月17日

 阪本先生が研究室の学生に対し、研究を安全に行うための安全講習を行い、薬品の取り扱いや各種装置の安全上の注意等を説明しました。

2014年4月11日

 新4年生の研究テーマが決定しました。研究テーマは以下の通り。

1.各種生体用Ti合金の骨芽細胞接着性に及ぼす金属組織の影響 :  B4 野澤君
2.表面処理を施した金属表面上の骨芽細胞接着性評価:  B4 中甑君
3.生体用低弾性率・低コストTi合金の相変態挙動と機械的特性制御:  B4 中尾さん
4.組成・構造揺らぎを利用した高強度金属材料の開発:  B4 福島君
5.ステンレス鋼の析出挙動に及ぼす合金元素添加効果:  B4 山中君
6.粉末冶金法により作製したAl-La2O3合金の高温圧縮特性:  B4千葉君
7.Yを添加したAZ91合金の機械的性質に及ぼす熱処理の効果:  B4 世羅君
8.マルテンサイト変態させたTi- 1100 の微細組織と機械的性質に及ぼす時効処理の効果:  B4 秋山君 

2014年4月8日~10日

 新4年生の研究室研修を行い、M1, M2の院生による研究紹介や研究室の設備等の説明がありました。

2014年4月8日

 研究室配属があり、8名の新4年生(秋山君、世良君、千葉君、福島君、中尾さん、中甑君、野澤君、山中君)が当研究室に配属されました。

2014年4月1日

 仲井清眞教授の退職に伴い、小林千悟准教授が「物性制御工学研究室」を率いることとなりました。これからも何卒よろしくお願いいたします。

PAGE TOP